おとうふ

O侯爵夫人のおとうふのレビュー・感想・評価

O侯爵夫人(1975年製作の映画)
4.0
ラスト字幕の誤訳は本当にひどいな…
その後多くのロシア人が侯爵の例にならったではなく、その後二人の間にはロシア人の子供が何人も生まれた。(恐らく)
ブルーノ・ガンツの「ティンカ♡」「ジュリエッタ♡」が気味悪すぎて、さすがブルーノ・ガンツ…となってしまう映画。
絵画のイメージを作品にもってくるあたりは『海辺のポーリーヌ』(マティス「ルーマニア風ブラウス」の色調をヒントに作品全体を仕上げている)と同じくロメールらしくて好き。
1808年のクライストの原作をこの時代に、しかもかなり忠実に撮ったことに含意を感じてしまうが、深読みするのは好きじゃないので放置。

特典のハイルブロンのケートヒェン(ロメール監督舞台)も出てる女優のパスカル・オジェが好きだし面白かった。
おとうふ

おとうふ