堊

O侯爵夫人の堊のレビュー・感想・評価

O侯爵夫人(1975年製作の映画)
3.6
・「その後 若いロシア人が次々に伯爵の例にならった」ってラストの字幕怖くない?

娘のベッドを温めた後、そっと扉を開けたら父と娘が仲良く抱き合っていた流れに泣く。

「外部から見れば分かることも(知)、当事者にはわからない(身体)。そして究極的な「知」がないように、人生に外部はないからです」ってめちゃくちゃいいレビューですね。

室内での銃光がすごい。どこまでも禁欲的なカメラワークと編集のテンポ。
堊