高橋早苗

ボブという名の猫 幸せのハイタッチの高橋早苗のレビュー・感想・評価

4.0
猫が主役、でもなく
猫と人、対等だな
そう感じられる映画(ポイント1)


茶トラのボブ自身の、凛とした佇まい

ほとんどのシーンで自ら出演してることもあり、動物ものによくある“演技させてる感”なども感じられず
終始カワイイ♪でも終わらないトコが素敵で。
毎回、魅入っちゃう(ポイント2)


ジェームズの「ボブが僕を選んだ」という台詞

自分のことで精一杯で
感情を持て余し
堪え切れなくなる度に
ドラッグに手を出していた男は


野良猫に寄り添い
向き合うことで
自身とも向き合っていった。

その間も変わらずボブは、傍にいて。


ボブとジェームズ
二人が主役なのよね。
(ポイント3)


私の中で
自分自身を置いてけぼりにしそうになったら観る映画。
高橋早苗

高橋早苗