昭和から平成の時代を、虚実織り交ぜてひとりの人間の叙事詩として見せてくれたところは素晴らしかったし、懐かしかった。
ただ、幼少期に、簡単に色んな事で一番になれるのは、少しおかしいと思う。神童も二十歳過ぎればただの人を、表現したかったのか?
一番になりたいから、努力するし頑張れるのだから。
意外にも青春期が長かったが、もっと大人になってからを重点的に扱って、主人公を追い詰めて欲しかった。
ラストで全てを終わらせず、ここからまだまだ次を狙うとした事は良かったと思う。
土屋太鳳は何故急に辞めたのか、最後までわからなかった。何なんだ。
横からスッと出ただけで、存在感出まくりの長澤まさみは凄い!