ご当地コラボ企画でとりあえず適当な話くっつけたのかな？ って感じの作品。
あらゆる面で設定の意味が不明瞭というか、必然を感じなかった。
たまたま賞を取った小説家志望の主人公、自分が一番評価されているのはルックスだとわかって傷つくシーンがありましたが、最初の本も自分の写真を前面に出したタレント本みたいな扱いなのは気にならなかったんでしょうか？
パンク修理ができない元自転車レーサーや、古書を大事に扱えない図書館職員等、人物の描き方もかなり疑問。
作中探し回った刺繍模様とか、そこまで重要な伝統的なものであるなら、ネットで検索すれば数秒で見つかるんじゃないか？
景色はとても良かったです。
単純な話なので、ながら見にはものすごく向いてます。
