40年住んだ眺めのいい部屋を売ることにしたカーヴァー夫妻。
エレベーター無しで5階は毎日がこの先もっと大変になるという理由。
売りに出すも中々希望額での買い手は付かず。さらには10歳になる愛犬の病気と手術、近所の端でタンクローリーの立ち往生(テロ？)があり心配に心配が重なる。
40年暮らしてきた部屋の事を考え昔を思い出し、2人の出会いや犬をプレした日、2人で今のアパートを選んだ日のこととかを思い出を振り替えながら部屋の売買が展開していく。
モーガンフリーマンの嫌味やら腑に落ちない様やらがとてもいい。ルースとのやり取りもクスリとくるし、若い頃から変わらずに仲がいい雰囲気が伝わってきてとても羨ましく、理想的に思えた。
素敵や。
飼い犬のドロシーも老犬だからとてもハラハラさせられた…。
ドロシーの件とテロの件を物語の中に組み込みつつも心境、客観的状況のメタファーとして表現してるのは上手いしわかりやすかった。
いい人生とは的な要素もあったけど邦題が「最高の人生と部屋の見つけ方」とかにならなくて良かったw
