アスガルドの神兄弟を真正面からパクったパチモンMOVIE。
エンドゲーム公開直前、MCU総復習中に何を血迷ったか寄り道観賞。
ぜんぜんオールマイティじゃない雷神ソーの映画だが、原題はカッコよく『GOD of THUNDER』である。
ジャケット写真だけ見ると、アスガルドの神兄弟をモデルにした神話的映画のように見えるが、記憶を失い地球に落ちてきたソー(っぽい兄ちゃん)が、上映時間91分中75分くらいの間ヒロインとダラダラ車で逃走するだけの映画。
とはいえ、悪役はおなじみロキで、ちょっとそれっぽい感じだし、
一応しょっぱいオーディンも出てくるので、人生の貴重な91分をドブに捨てたとまで言うつもりはない。
酒飲みながら乾いた笑いで失笑しつつ寝落ちするくらいの価値はあるのかなと。
ＭＣＵのマイティソーが大好きな人ならネタとして観てもよいかも。。いや、見る必要ないかな。
主人公ソーの上半身の筋肉だけはよかったです。
ヒロインもエロいようでさほどエロくもない。
パトカー10数台が追いかけるショットだけは意外とすげえって思った。構図もよかった。
現地の警察が協力してくれたのだろうか？？？
よくTwitterなどで邦画は洋画と比べて低クオリティっていう声を見ますが、低クオリティの洋画は本作のようにネタ要素がない限りそもそも日本に入ってこないだけということがよくわかる一作です。
【スコア】
★1.0で。
0.5でもよいですが、ソーとロキ(を必死に演じようとしている兄やんたち)を見てフフッってなるので+0.5しておきます。
ムジョルニアとグングニルの槍もちゃんと出てくる笑
