アーシャ

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男のアーシャのレビュー・感想・評価

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赤狩り
レッドパージの時代!
言論の自由を奪い、表現の自由を奪い、芸術家たちの生きる術を奪った。
共産主義信奉というだけで。アメリカは共産主義を恐れすぎだろ。
ただ資本主義つまり今で言うグローバル企業にとって邪魔だというだけ。
今も方向が違うだけで言論弾圧は変わってない。
今はLGBTとか多様性とか
無理矢理、それを入れ込まなければならなくなっている。それはそれで表現の自由という観点ではどうなんだろう。


トランボの名前を初めて聞いたのは「ジョニーは戦場へ行った」だった。
それから
弾圧されていた時期は、
自分の名前を使えなかったと知った。ローマの休日
黒い牡牛
スパルタカス
栄光への脱出

名だたる作品が連なる。

これもあれも、この作品もトランボのだったのかと
彼の天才ぶりに驚くばかりだ。

みんな、仕事を干されるのが嫌で
密告してしまったり、
裏切り者になってしまい、双方にとって不幸な時代だった。
エリアカザンも長い間
裏切り者としての烙印を押されていた。

トランボが名前を取り戻したのは
公聴会から実に20年以上もすぎていた。
アーシャ

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