しょうた

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男のしょうたのレビュー・感想・評価

4.0
フィルマークスの評判が良かったので気になってたら近所の映画館で上映決定したのですっ飛ぶように観に行きました。

ハリウッドの黄金期に活躍していた脚本家トランボ。冷戦のよる赤狩りの標的になった事から波乱万丈な人生を送ることになる。
時代背景の描き方シンプルでわかりやすい。おかげで知的興奮が出てきて頭にすんなりと入っていたけど、物語展開は詰め込み感あって少し雑だけど後半にかけて盛り上げていく展開は興奮がでてくる。

トランボの波乱万丈な人生を2時間とゆう短い枠に友の裏切りと別れ、家族の絆、人生の逆転劇とバランスよく加えてエンタメ性を高めて映画面白くさせてる。
おかげで時間を忘れるくらい食い入るように鑑賞しました。

それとトランボ役を演じたブライアン・クランストの熱演の貢献大きい。きっと徹底してトランボを研究したんだろう。表情、発音、目の色、タバコの吸い方、ユーモラスで知的なセリフ…これらすべてに魂があって感動を呼び起こす完璧な演技。
今後、楽しみな俳優だ。

トランボはたいしたオッサンだ。押し潰されそうな時にあの手この手でピンチを切り抜け、裏切られ、罵られても機転がきいた言葉で押し返し、キツイ時代を駆け足のようにすり抜けた姿は爽快。感動した。
家族の支えもあったからこそ最後までぶれない強い心。尊敬しちゃう。

いい映画に出会えた。元気がくれる最高のドラマだ。
しょうた

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