《特集:実話ベースシリーズ
〜実在した人物、波乱の人生篇〜》
今回の特集は、実話ベースの作品の中から特に「波乱の人生」を生き抜いた人物を描いた3つの作品をピックアップしてお送りします。
[第2…
このレビューはネタバレを含みます
冷戦下、赤狩りの対象となった映画人ハリウッド・テンの一人ダルトン・トランボは本名を隠し、沢山の名作映画の脚本を書き上げる。
調べると、確かに凄い。
・素晴らしき哉、人生!
・ローマの休日
・スパル…
今でこそ「ローマの休日」や「スパルタカス」の脚本に本名が乗るが、当時は偽名を使われトランボ自身の名が出ることはなかった。
それはトランボが赤狩りの標的にされ、刑務所に収監された人間だから。
映画は…
実話が元なので自分が知っている俳優や作品が出てきて楽しかったです。
ですが名作の数々は見知っていても、脚本家やその作品が出来上がるに至った経緯などは知りませんでした。誰も彼もが疑心暗鬼、自由な国の窮…
映画が好きな人が観るといいという作品と聞きDVDレンタルして鑑賞。
映画は私にとっては娯楽であるが、ハリウッドでは社会的に主義主張とお金が絡んでややこしい。
ジョン・ウェインとカーク・ダグラスが真逆…
本作の数年後、製作された『オッペンハマー』と同様、米国政治上、猛威をふるった「赤狩り」の時代に翻弄された映画脚本家(監督)ダルトン・トランボの半生を映画化。どんな状況下にあっても、最後まで自分…
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【ハリウッドを引き裂いた赤狩り】
実際、アメリカ共産党員だった脚本家Trumbo。公平な描写なのか分かりませんが、彼の主張は至極正論でした。他方の狩る側が、アメリカの理想としてきた筈の自由を謳う民…
アメリカでは共産党の活動が非合法化されていたのは知っていたが、トランボ氏については知らなかった。「ローマの休日」「素晴らしき哉、人生!」「ジョニーは戦場へ行った」等の名画が共産党員によって書かれてい…
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