Mochizuki

ファブリックの女王のMochizukiのレビュー・感想・評価

ファブリックの女王(2015年製作の映画)
3.5
オーロラとファッションとムーミンの国、フィンランド。フィンランドが誇る有名ライフスタイルブランドのマリメッコ。そのブランドの生みの親、アルミ・ラティアの人生を劇中劇の設定で描いている。
マリメッコはフィンランド語で小さなMariのための服という意味。Mariは主人公Armiのアナグラム?
マリメッコの顔ともいえる大きな花柄のテキスタイルを日本でもよく見かけるようになったけれど、このブランドの夜明けには、創始者であるアルミの力強い信念が脈打っていることが伝わってきた。

この映画は2015年の公開。
フィンランドは2017年に独立100周年を迎えた。2018・19年には埼玉県飯能市に北欧とムーミンをテーマにしたテーマパーク「メッツァ」がオープンしたばかり。さらに2019年にはフィンランドと日本は国交100周年を迎える。フィンランドの文化を知る上でも見るべき映画だと感じた。
Mochizuki

Mochizuki