カレナメコ

ヒューマン・トラフィックのカレナメコのレビュー・感想・評価

ヒューマン・トラフィック(2005年製作の映画)
4.0
2007年鑑賞

これテレビドラマだったんだね。
長いな~とは思ってたけど。

梁石日さんの『闇の子供たち』と同じ感じの、エグくてえげつない、人間の残酷で哀しい一面…違うな。
男の性欲の無残さと果てしなさを全面に出してくる作品。

最初に人さらいが出てくる舞台がチェコ。
ほらほら、やっぱチェコとかスロバキアとか、この辺のヨーロッパ!
『ホステル』の国ですよ。

ガンガン偏見が入ってるけど、「人身売買」っていうと、ヨーロッパのこの辺りと、タイが思い浮かぶ。

ミラ・ソルヴィーノはこの役にピッタリだった。
ロバート・カーライルがまた悪っるい役をやってたよ。
最高の極悪人だったけどね笑

作品の最後に出てくるテロップを当時のメモに書き留めてあるんだけど、
「人身売買は、麻薬や武器の密売に次いで利益の上がる犯罪ビジネスである」て。
これ相当儲かるんだね。じゃあ、無くならないよな~。
人間は恐ろしいね…
カレナメコ

カレナメコ