このレビューはネタバレを含みます
2023/01/01 amazon prime ★★★☆☆ 2/2024
始めのうちは「母と息子」「テロリストグループ」「3人の修道士たち」三組の行動が個別に入れ替わりつつ描かれているだけ。この三組の繋がりも俯瞰的な全体像も見えないままに話が進んでいく。だからぶっちゃけ、あまり面白くない。
この三組がルルド行きの同じ列車に乗り合わせ、物語の全体像が掴めてくるあたりから面白くなってくる。テロリストがかっこよく描かれていない(一人一人の倒され方が無様)ところとか、にもかかわらず倒す修道士たち(特に主役の人)がかっこよく描かれているあたり、ポリコレ配慮的に上手く作られているなあと思った。