あのピアノ曲いいなぁ…不穏でユーモラスで。
この映画の世界観そのまま。
あの曲がかかった時と、はじまりのセリフが「えっ？」のところから、これは面白い！好きなやつだ！ってわかった。
初めて聴いたんだけど、シューマンの「予言の鳥」というのね。未見の方、この曲のイメージそのままの映画ですので、興味があったら聴いてみてください(私個人の感想です)。
以下ネタバレ。
予測がつかない展開に、あるあるな人物設定。
私がわかるう〜！って思ったのは、主要人物よりもむしろチョイ役のリアルさ。
ミドリさんの会社の同僚、妙子の大学の教授、医者、ヘルパー…いるいるこういう人！
何気に主要人物がやや変もしくは多いに変なので、それ以外を徹底的にリアルにしてるのかな？
あとは、冷め切った夫婦の会話とか、図星を突かれた男の怒り方とか、女だって好きな男とのセックスを夢想するところとか、そこ描きますかね⁉︎みたいなシーンもリアルで(スマホは使わないけどな…)終始引き込まれた〜！
「At the terraceテラスにて」を観たばかりなんだけど、あの女主人を演じた石橋けいさんが、また違うセクシーさを発揮している。
「本気のしるし」では、棒読み演技だったけど、それは役作りだったのね！注目しよう。
何故かモテモテの吹越満。何を隠そう、私が過去に三股かけられた男もこんな雰囲気の奴だった。こういう威圧感なくて流されちゃう男ってモテるよね〜。
やっぱり男女のわちゃわちゃは、他人事だと面白い！笑
さて…この映画って、ハッピーエンド、なのかな？
