山内ケンジ監督の「友だちのパパが好き」を初鑑賞してみた。特に内容は何も知らないけども「ミツコ感覚」と「At the terrace テラスにて」を観ているのでイメージはしやすいかも。
本作含め観てきた3作品の全てに石橋けいが出ている。平岩紙も2作品に出ていた。ふむふむ、山内ケンジ監督の常連俳優なのかな。
ところで、本作には親子関係にある岸井ゆきのと吹越満がメインキャスト。そして、物語の鍵を握る安藤輪子が出ている。
内容的には日常的ではあるが、何処か非現実。いや、こう言うコトはワイドショーとかでは良くある話なのかも知れないけど。簡単に言うと不倫と離婚がテーマの作品。
一見、冴えない男のようにも見えるが吹越満がモテモテの映画って、かなり珍しいと思う。吹越満と言えば「冷たい熱帯魚」のイメージが強すぎるもので…
ひとつ気になったのは安藤輪子演じるマヤの元恋人の先生。こちらも、元々は不倫関係なのかな。そこまでは、描かれてはいなかったとは思うけど。あり得る話と言えばそうやけど。
何が気になったのかと言うと、その先生の顔が見れそうで、ハッキリと見れないトコロ。引きの画が多いし、割りと近い映像では逆光やったり…どうも、わざとらしい気がしないでも。
まぁ、そんなコトは実はどうでも良くて、なんやかんやと引き込まれるテイスト。個人的には面白かった。今のトコロ…山内ケンジ監督の作品にハズレ無しかな。今後も注目してみたいと思う今日この頃なのである。
