がんびーの

友だちのパパが好きのがんびーののレビュー・感想・評価

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)
3.7
映画観ながら声出して笑ったの久しぶり。心腐ってんのかな…。

女子大生の箱崎妙子は親友の吉川マヤから、妙子の父親・恭介のことが好きだと突然告げられる。あきれる妙子。笑い飛ばす妙子の母親・ミドリ。しかし、その日を境にマヤは恭介に猛烈なアタックを開始する。一方、恭介には長年の愛人・ハヅキがいた。
CMディレクター、劇作家とジャンルを超えて活躍する山内ケンジ監督の長編第2作。ブラックな笑いと生々しいエロス、独特の世界観と予測不能な展開に引き込まれる。

ストーリーは類を見ないほど胸糞。そしてリアル。映画を思い返しても中指しか立たないのだが、そこまで感情移入させられた、そこまで胸糞に感じれたという点では本作品も評価に値するのかなぁと。まあ胸糞好きだしな。

てっきり岸井ゆきのさんがどっかのお父さんと恋に落ちると思ってたんだけど、岸井ゆきのの友達が自分のお父さんとできちゃったって話で…。ちょっとね〜、きついね。全てが地獄絵。友達が真面目な顔して「あんたのお父さんと私の愛は純愛なの!」って言い放つシーンとか、もう目が点ですわ。純愛って自分で言うもんじゃねえだろ、よりによって彼氏(お父さん)の娘(岸井ゆきの)に向かって…。

最後の方はなんかもう心も慣れてしまった。こう言う愛の形もありなのかなって。

「一瞬お姉さんかと思いました」には鳥肌。
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