おちゃらけていますがシリアスです。
監督 兼 脚本 兼 主演がフランス在住イラン人のコメディアンだそうです。
この人の父(役名はイバット)が主人公です。王政に対する反政府運動の活動家だったようです。映画はこの人が投獄されるところからスタートします。
その後、イラン革命で王政は倒れたものの、ホメイニ師が最高指導者に就き、厳格なイスラム主義的政権となりました。
イバットはクルド人のようで(?)、革命が成功しても彼の望む社会には全然つながりませんでした。
というのが序盤の展開です。以下、ネタバレにもなるので省略します。
フランス映画です。出演者も皆さん、フランス語です。
大昔、大学のフランス語の先生がイラン人カトリック教徒だったのを思い出しました。