主演三人が本当に魅力的でそれだけですごく面白かった。解放軍の狙撃主であるヒロインがありがちな勝気キャラではないところがいい。イジョンジェも実質の主役と言ってもいいような役回りで、裏の裏まである男を好演していた。やってることの割に上司が俺を疑った～って阿片窟みたいなとこでベソベソしてたりして超よかった。見せ場でございと言わんばかりの唐突なラストは酔いどれ天使を思い出す。ちょっと笑っちゃったけど・・いい意味で。
ただどのキャラも間抜けと言うか、ハワイピストルなんてハジョンウがやってるから成立してるけどちょっと無能過ぎるし、その状況で住所書くのかとか、ライフルが拳銃くらいの威力しかない描写とか、辻褄が合ってないところも結構あるんだけど面白かったからいいか～という気持ち。全員日本語がおかしすぎる問題は、だからこそ角も立たないと言われたらそうかも知れない。途中の超展開も横溝正史っぽくて好きでした。病院坂。
日本側の公式が先にあんまり「反日映画と言われるが～」とエクスキューズし過ぎない方がいいと思うな～。かえってネガキャンになってる気がする。楽しいエンタメ映画でした！公開したらもう一回くらい見たい。
