OSHO

帰ってきたヒトラーのOSHOのレビュー・感想・評価

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)
4.2
超軽い気持ちで見始めたら、凄い映画に出会ってしまった感じ。

独裁者ヒトラーが本人も知らぬまにタイムリープしてしまい2014年に…

ヒトラーは新聞を読みあさることで本当に2014年に来たこと、そして、2014年の社会政治情勢をだいたい理解する。
そして、はじめてテレビをみただけでプロパガンダに使えると考える。

変な人ということでテレビ局から取材がきたら、「ヒトラーがドイツ国民の声をきく」という企画を思いついて実行する。

そしてテレビ局員とドイツ各地を巡りドイツ国民の政治不信を知ることになる。

全国を回るうちにヒトラーを写した写真や動画のSNSがバズりまくる。
ヒトラー本人もインターネットの使い方を覚えていく。

そしてテレビの生放送に出演し、そこでヒトラーは、マスコミを批判し、マスコミと戦うと発言し一躍、人気者になる。

さらに、YouTubeをやることで、一気に時の人になる。
出版すれば超ベストセラー。
映画化もさせるようになる。

以上、ただのサクセスストーリー。
本当はブラックコメディ映画なんだけど、成功するためのノウハウの映画のような気もしてくる。

一方で、その後のトランプ大統領の誕生を預言しているような内容にもなっている。

凄い映画に出会ってしまった。
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