すみません、有料で鑑賞しました。
一言でいえば、ヒトラーが現代ドイツに現れたらどうなるかを風刺したコメディ作品。
しかし、侮る事なかれ！
前半こそユーモアたっぷりのコメディ寄りの演出だが、徐々に恐ろしくなる、ある意味ホラー作品！なんかすごく怖くなった…😱
クビになった冴えないテレビマンのザヴァツキは、ある日ヒトラーにそっくりな男を発見する。
こいつはウケる！その男を撮る事でテレビ界に復帰しようと奔走する。
しかしヒトラー(本物w)にとって現代のドイツは、国の情勢、テレビ、インターネットなど、再び国のトップに立つには絶好の機会だったのだ…！！
徐々に現代に順応し、テレビに出始めたヒトラー。
かくも自信を持ち、揺るぎない価値観を持っている彼はどんな時もブレない。
本人は演技をしているつもりもなく、素の自分をさらけ出しているだけなのに、いつしか人心をつかみたちまち人気者になっていく。。
この辺が「楽しくもあり、怖い」という複雑な気持ちになった。
なんせヒトラーは人心掌握の天才ですから！
全国の一般人をヒトラーがインタビューするシーンは多分実際の映像だろう。
ヒトラーとしての受け答えが楽しい反面、「あんたに着いてくぜ。」という、ヒトラーシンパが意外と多いのも驚きだった。
この作品が本国ドイツで制作されたのも驚き。
ボーっとしてたら、いとも簡単にモンスターは作られてしまうぞ！という現代への問題提起であると同時に、自分で考えて行動する重要性も。
不満を不満と気ずかず生活している世界中の人々へのメッセージだったのかもしれない。
後半のおばあちゃんの言葉に、やっぱコイツ駄目だと思わされる。。
ラストは映画ならではのメタ構造で驚いた。
うまかったな〜👍
あと、ブルーノ・ガンツのヒトラー映画のパロディがあってめちゃ笑ろた😆
Natsumiさん、ありがとうございました！
めちゃくちゃおもしろかったです👍
日本にお怒りの総統閣下w
https://youtu.be/LdKHh5hYuZg?si=-7HT2YHZWPX4Ee1C
