このレビューはネタバレを含みます
お茶目な人間らしさと国民からの傾聴の姿勢、芯の通った愛国心でこちらと作中の好感度を高めた前半(放映当時のメディア転換期と絡めてたのも良かった)から後半の勢い。すごい。ラストのザヴァツキを悲しんでいるのがユダヤの血を引いたクレマイヤーだけというところまで皮肉が効いてる。偽エンドロールまですごかった…
ゼンゼンさんが追い詰められてたところは有名作のオマージュ?(未視聴ですが) 本物差し置いて「落ちぶれた悪役」の成分のみを別人に与えるのすごすぎ、この作品ひいては現実の彼はもっと多角的ですよ、と………激すご映画を観た……