ヒトラーが2014年にタイムスリップして来たところから映画は始まります。
周りの人はまさかタイムスリップして来たとは思わないので、ソックリさん芸人だと思って、テレビ局がバラエティ番組に出演させて大人気に。ところが‥
っていう話。
タイムスリップした本人が最初いろいろと戸惑うところもちゃんと描かれていて良かったです。
ドキュメンタリーのような映像なのは、わざとそのように撮影しているのでしょうね。画面が手ブレしたり、街中の映像で人の顔にモザイクかかったりとか。それは割と好きです。
でも途中、YouTubeのような、素人が撮ったっぽい映像がずっと続くところがあって、何が言いたいのかよくわからないし、絵的につまらないし、眠くなりました。
現代の社会や政治への風刺が主なテーマなので、たぶん私にドイツの政治とかヨーロッパの歴史とかの知識がもっとあれば、ぐっと楽しめる映画になったと思います。
ゼンゼンブリンクとか、ザヴァツキーとか、ドイツ映画あまり見たことないので聞き馴染みのない名前が多くて新鮮でした。