姉の結婚式の為に北フランスから南へ来た少女ジーン。結婚式にでることよりも気にかけていたのが、姉の家の一角に匿われている弟のアレンのことだった。アレンは聴覚障害で精神を塞ぎ込んでおり、たびたび家出をして盗みをするので姉たちにも愛想を尽かされ放置されていた。その状況を変えたいジーンは弟を説得して北へ連れて行こうとするが反抗され、彼は2年前から知り合ったというアラブ系青年サイードの家に逃げ隠れる。居場所の情報を掴んだジーンがとある家を訪ね、そこで知り合ったフランス人青年ステファンと恋に落ちるのだが…
普通のロマンスだと思って観てたら正直面白くなくて、困惑しました。
どうやらフランスがいろいろ統治していた時代のアラブとかが関係あったり、
その当時タブーだった人種差別が関係あったり、と
どうりで出てくる青年2人がそういう背景背負ってるわけかと納得しました。
主人公の女の子も、若者は得意じゃないし男は無理みたいな女子で、地元では老人ホームで働いてるっていうちょっとイケてない雰囲気がよく出てました。
ただ、恋に落ちる瞬間?が見えにく過ぎて、
これは少々展開がはやいのかな?え、いつのまに???ほんとにそんなに好きなの???笑
と思わず思ってしまったところも、うーん という感じ。
2人の青年ステファンとサイードの過去の確執についても、のちに分かるわけですが、なるほどというかんじ。
個人的にはもう少し「それは嘘なんだ、あいつは嘘ついてる!実際はこうだったんだ!くそ、あいつめ…」(妄想
みたいな展開があったらなあと…笑
歴史がわかる人が観たらもっと違う見方が出来たりして面白いのかもしれないですが、
私なんかがみたらもっと人物に背景含ませてほしいとかもう一捻り欲しいとか
多分そんなこと思っちゃいました。
最後の微かに香る『勝手にしやがれ』感?
とりあえずこちらの勉強足りてない感じが惜しかったです、、