Kaji

奇跡のジョッキーのKajiのレビュー・感想・評価

奇跡のジョッキー(2011年製作の映画)
2.9
うーん、まったくの好みで分析もせずにこういう事を言うのはおこがましいのだけども、
馬に人間的感情があるように描きすぎていて、競走馬としての優秀さが輝いていない。

チャテヒョン氏が得意そうな役で敗北の美学を描く内容に人と馬、人と人、競技と仕事の繋がりを重ねていく感動作だが、上記した描写によって、随分と馬が人間にとって都合よくこの作品の中に生きている。

確かに、動物の営みにも愛情やそれぞれの個性や痛みがあるとおもうけどもヒト都合に寄った描写には返って愛を感じられなかった。
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