こぅ

密猟妻 奥のうずきのこぅのレビュー・感想・評価

密猟妻 奥のうずき(1981年製作の映画)
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いい肉🍖(1129)レヴュー

偶には邦画、偶邦シリーズ①⓪
しかも久々のロマポ。

菅野隆監督による、【ロマン・ポルノ】。


駅の公衆便所、壁に荒々しく刻まれた巨大な男根の落書き。
その傍らには[未来軒の新ちゃん]と刻まれている。人妻、登美(風間舞子)はそれを指でなぞりながら、オナニーに耽った。
登美はいつも性的な刺激を求めていた。
そして、"新ちゃん"との出会いを待望し、彼を探していた…。


★脚本
冒頭、
薄暗い部屋の布団〜2人の心中。

パチ屋に入った登美は、1年振りに梅沢と再会する。
トイレの壁の男根を彫った落書きで自慰。
来々軒(ラーメン屋)の新ちゃんを電話帳から当りながら、
同居している⁈初老男と電車の痴漢男で性欲を満たす日々。
痴漢された事を駅員に敢えて訴えない登美を見ていて、責める女がストーカーになるが、本筋には絡まないサブストーリー。

新ちゃんを見つけ、
来々軒の閉店まで粘って、誘惑する登美、、
これが、欲望満たす最高の対象/男根か⁈

ストーカー女の末路に苦笑。


クライマックスの破綻⁈
脈略無い予期せぬバイオレンス展開と登美の終着点⁈には唖然。
これが、刺激を求め続けた末路/最終形か!


★総評/見どころ
シークエンスのカットと繋がりが悪いのは、恐らくテキトーなのだろうが、話の流れは伝わる為か、却って現代からは斬新、図らずも意図的なアーティスティックに見えてしまう。
また、
エロティシズムも現代のライトなAV、或いは女優では、到底出せないのもこの時代的な味であろう。
逆に現代のAVでもやらない陳腐な内容でもある。

主演の
風間舞子(25)は正直、老けているが、【喘ぎの女王】と呼ばれるだけあって、喘ぎが上手いというか、大人の色気は凄い。

https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQMnKW9AO8GObFSnw-IUNWkUXjLF06gGuieQg&usqp=CAU
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