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無限の住人のPOPCORNのレビュー・感想・評価

無限の住人(2017年製作の映画)
3.8
初!生!キムタク!!@京都
完全にミーハーですが、キムタクの登壇付き試写会へ参加して参りました。
試写会応募をし続けるとこんな幸運にも会えるということですね。

それはさておき作品です。
300人を切り続ける万次。
三池崇史監督ということで、クローズの時代劇版というイメージは着いて回りますが、決して強くない主人公の最大の強みは〝不死身〟だということ。斬られる痛みと戦いながら、全ての傷は修復され、〝負け〟が何も無かったようにリセットされ、また反撃に転じられる。現代では考えられない、斬り合い=生と死のやりとりだからこそ、〝不死身〟ということが意味を持つ新感覚の作品でした。それに勝者と敗者、恨む人と恨まれる人、こんな時代ゆえの表裏一体をも含んでの、ストーリー展開、良き映画でした。

ストーリーは…
万次(木村拓哉)自らの失態で実妹の夫を殺めてしまい、その実妹までも目の前で殺されていまった過去と向き合い、凛(妹と瓜二つ)という少女の用心棒となる。凛も両親を目の前で殺されて、心が傷付き、復讐を誓い、万次にその使命を託すのですが…。様々な局面に達し、善とは何か、悪とは何か、善悪を判断に思い悩む。そして、次第に自らの復讐に疑問を持ち始める凛。しかし、万次の向かう先に狂いは全くなく、話は佳境へと。

殺陣に関しては〝るろうに剣心〟の様なキレはないものの、強くはない〝万次〟らしい太刀捌きでした。観るものを飽きさせないという表現が妥当なのかは観てのお楽しみということで。
皆さんこのGWは劇場で!!!

これだけは言いたい、音が異様に大きい。単にビックリしっぱないでした。
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