このレビューはネタバレを含みます
Radioheadの音楽的な柱を担う天才、ジョニー・グリーンウッドがインドに招かれ現地でレコーディングする風景をとらえたドキュメンタリー。
ドキュメンタリーといってもほとんどが演奏シーンだが、もう圧巻の演奏。映像も込みで「なんだこの楽器は?」「なんだこの人たちは?」と情報量の波に脳が嬉々とした悲鳴をあげる。サーランギーについて笑顔で語ってくれるおっちゃんがとても良かった。
あくまでインド音楽を主軸に演奏を作り上げるジョニーの姿にも惚れ惚れする。シャイ・ベン=ツールは日本での文献があまりにも少なすぎるが、声も音も素晴らしいミュージシャンだと感じた。
やはりジョニーは時々キリアン・マーフィーにみえる。