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ジョン・F・ドノヴァンの死と生のNのレビュー・感想・評価

3.5
#48

「僕はジョン・F・ドノヴァンと文通してる。」

ルパート役のジェイコブ君。
母親に感情を爆発させるシーン凄すぎて、ハッとしました。
GOOD BOYSの時の可愛い感じとは、全然違ってルパートが抱えている葛藤や焦燥が伝わってきました。
ワンダー君は太陽のときも、お芝居が上手だと思ったけど、今作のジェイコブ君も見どころ満載です👍

ドランの映画に登場する母親と子どもの関係って辛いものが多いけど、凄く凄くリアルに感じられます。今までの関係性とか出来事までこちらが想像できるくらい、とても繊細なものだと思います。

人が欲しがっているものを自分も欲しいと勘違いしていることって、意外とあったりしますよね。
自分が誰なのか、自分の欲しいものが何なのか。しっかり見極めないと。自分の人生は自分が主役なんだから…。
でもこれが、難しいことなんだけれど。

ドランの映画だいすき。
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