MaShiro

ジョン・F・ドノヴァンの死と生のMaShiroのレビュー・感想・評価

3.6
同性愛者てほんとになんていうか、ムダに辛い思いをしないといけないね。
同級生のからかいとかいつもウンザリ。
とくに男の子はゲイが許せないのは何故なんだろ。
女子は周りのビアンにたいしてそんなに憎しみないし、からかいもしない「へ~え」て感じなだけ。
基本ひとのことってどうでもいいけどね。
もういいかげん同性愛をみとめる社会と心にはなれないものか。
いつまで基本的人権を奪いつづけるの?
それは、多数派が正しい、自分と違うものを受け入れない、自分や自分の身内だけが良ければいい、創造力や思いやりがない、みたいな考えの品がない人たち。

あと、グザヴィエ・ドラン作品によく登場する、ちょっと人格障害か?とおもわせる我の強いテンションの高い母親。
最後にはわかり合える場面をつくるけど、現実はそんな簡単なものじゃないと思っているから「おためごかし」に見えてしまう。

悪いことは重なるもので、これでもかというくらい打ちのめしてくる。
みんな自分をすり減らしてがんばってるのになぁ。
一緒に芸能界でやってきたマネージャーの「精神病院にいけば」はひどすぎる。
マジで死にたくもなる。
でもジョンはただのオーバードーズで失敗しただけ。
再起してほしかった。
MaShiro

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