このレビューはネタバレを含みます
初グザヴィエドラン映画。期待値がすごく高かったのに観ていてすごく楽しかったです!!ただ、ちょっと中だるみしてしまった部分もありました。
まず見ていて感じたのは、どの場面を切り取っても色彩豊かでお洒落だってことです。どの1シーンでも何か人を惹きつける魅力がありました。
ラストの手紙は、ジョンの最後の嘘だったように思えます。ジョン自身は一生眠りたいぐらい人生に疲れてしまったけど、まだ純粋なルパート(まだ明るい未来が待っているルパート)に人生がとても辛いものだなんてことを伝えたくなかったから、ルパートを守るために純粋で美しい嘘をついたんだ(手紙に希望を残したんだ)と思います。
その意図を無意識的に汲み取ったルパートは、ジョンから学び、ジョンのことを信じ続けているっていうすごく綺麗な終わり方だったと思いました。
なんかまた観たいです。