富田健裕

ジョン・F・ドノヴァンの死と生の富田健裕のレビュー・感想・評価

4.3
親愛なる屍の英雄へ、
吠えても泣いても駄目ならばと、
敬意と哀嘆と怒りで綴る緑色の恋文。

露骨なまでに滲み出る"彼"への愛情は行き過ぎている様でもあり、何となく希薄な様でもあり、兎にも角にも真っ直ぐで不器用な美しさをたたえていた。

ナタリー・ポートマンの表情が良い。
特に困った時の口元が恐ろしいくらいに美しかった。
富田健裕

富田健裕