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アナーキスト 愛と革命の時代のcomaのレビュー・感想・評価

3.0
「落下の解剖学」の弁護士役でにわかに注目を浴びるスワン・アルローがセザール賞有望若手新人賞を獲った出世作。
細面が際立つハンサムではあるが、警官でありながらアナーキスト捜査のために組織に潜入する微妙な立場のジャン役のタハール・ラヒムに目を奪われる。この人もっさりして弱っちい役がはまり役なんだけどそれが魅力的。
最近見かけないけど、どこ行った。

パリのアナーキズムについて知識があったらもっと楽しめたのかも。
労働者のキャスケット、金持ちのボルサリーノ型、どちらの帽子も被り倒す作品です。
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