Maiko

アナーキスト 愛と革命の時代のMaikoのレビュー・感想・評価

2.8
「19世紀末パリ、女革命家と潜入捜査官。許されざる恋に殉じる二人。」
このキャッチコピーに惹かれて、観てみました。

舞台は19世紀末パリ。警官ジャンは、パリで勢力を拡大しつつあるアナーキズムを抑え込むため、革命を画策する組織への潜入捜査を命じられます。印刷工として組織に潜り込んだ彼はリーダーのウジェーヌにも認められ、ある日集会でウジェーヌの恋人ジュディットを紹介されます。やがてジャンとジュディットは互いに惹かれ合うようになりますが...

まず「アナーキズム」とは、国家の存在を否定し、権力からの 個人の完全な自由を目指す革命思想のことです。

キャッチコピーを見てドラマチックな作品なのかと思いきや...結構淡々とストーリーが進んでいき、正直退屈に感じてしまいました。けれど、自由を夢見る若者たちの姿が儚かったです。切なかったけれど、納得のいくラストでした。

キャスト陣では、ヒロインのジュディット役のアデル・エグザルコプロスが可憐で美人でした~

恐らく好き嫌いの分かれる作品だと思います。申し訳ないけど、個人的にはイマイチでした(-_-;)
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