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アナーキスト 愛と革命の時代のmのレビュー・感想・評価

3.7
淡々と描かれているところが良かった。

政府と比べてアナーキスト達の方が人間らしいというか、血が通ってる感じがして、だからこそ彼らと共に行動を起こしたくなる。でもスパイであるからそうはいかない。現状を知ることが仕事だろうけど、無知なままだったら葛藤は生まれなかった。スパイって立場は難しいな…。

場面の盛り上がりが少ないところに、アナーキスト達の声は、政府には全く届いていないんだな…と感じて悲しかった。
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