かばちゃん

あやしい彼女のかばちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

あやしい彼女(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤はイマイチだったが、若返ったところからいっきに面白くなった。
後半はずっと泣きながら見てました。
若い頃に自分ができなかったこと、恋も夢もして絶好調のところに孫の事故。
この魔法が解けてしまうのがわかっていても孫のために輸血しようとして、それを娘が止めるシーンの辺りもめっちゃ泣いた。母に若いまま人生を送ってほしいという気持ちが予想外でビックリした。
母子家庭で貧しい暮らしをしてきた母娘の物語だったのかな。
ラストの親子揃って「いい曲だね~」って言ってるシーンが可愛らしかった!

もう面と向かって会うことができない、若い頃の恋人からもらった髪飾りをさりげにつけているのがちょっと切ない。すごく素敵な思い出なんだろうね。
そこにまさかの次郎が若返って現れ、夢に見ていたローマの休日ごっこ!!
めちゃめちゃキレイな終わり方でした。
次郎は節子に好きな人ができても納得してくれた、すごいピュアなおじいちゃんだよね!

主題歌の帰り道めっちゃいい曲。
挿入歌も良き。小林武の名前見つけて納得。

途中でアクティビティやってたけど、年老いたらあんな遊びできないのか…。
どんな小さなことでも若いうちしかできないことってたくさんあるのかって気付いた。

要潤の「女の子の仕事じゃない。手が汚れるよ」にキュンとしました。
主人公が若い頃はそんなこと考えてる余裕もなかっただろうから、好きになっちゃうよねぇ。
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