傑作。ビビッドな青が印象的。窓枠の使い方が秀逸で、"カラーでワイドな画面"は笑えるし美しい。
有名な波打ち際でダンスするシーンがわりと序盤で出てきてびっくりしたが、物語が進み少年たちが成長した後にそ…
人はある時点までは、自分自身がどんな風になれるのかという事に最も興味を持ち、ひょっとしたら思いもよらぬ程素晴らしい経験を果たす事が出来るのかも知れぬと、将来における自身の栄光に期待して必死で努力した…
>>続きを読む現在から過去にリニアに繋げるパンニングにアンゲロプロスを想起させたり、窓枠やドアなどフレームを意識させるフィックスのショットがペドロコスタの『骨』に繋がったりで、最終的に台湾のバスが『路線バスの旅 …
>>続きを読むシャオシェンによる『若者のすべて』たる本作の、まだ何者でもない、どこにでもいる青年の、眩くはないが、それでもかけがえのない短く切ない青春の、その始まりと終わりを見つめる眼差しの、最後まで変わることの…
>>続きを読む傑作
少年たちの淡い夢が
都会に抹殺されていく
島には魚とそれにたかるハエしかいない
最終的にストリートでテープを叩き売り
道端の障害者達と同じ立場として
映し出される。
ハイカルチャーを求めていた…
地元の閉鎖的な田舎暮らしを捨て、地元の仲間と一緒に都会へ出る。でもそこで待ち受けていたのは、工場の単調な労働と叶わぬ恋という、思い描いていた理想とは真逆の現実。
だけどこの映画の良いところは、いつ…