彼らと国も生まれ育った土地も言葉も生活も性別も違うけど、あの年頃のあの感覚、大人にならなければいけなくなったあの時の気持ちはなんとなく分かるよ、なんとなく覚えてるよ。
なんだか懐かしくてセンチメン…
いつまでもバカみたいにじゃれ合っていたいが、やがて現実とも直面せざるを得なくなり、その摩擦の中でもがき始める思春期・青年期の男子たちの空気感をリアルに捉えている。リアルというより「ストレートに」と言…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
当時の澎湖と高雄の雰囲気がとても良い。田舎と都会の対比として描かれているけど、今から見るとどちらも大差なく見える。あと、澎湖のいくつかの画角が『風が踊る』と全く同じで、デジャブだった。
澎湖の田舎…
喧嘩に明け暮れ意思もなくなんとなく生きる田舎の少年たち
都会に出てきたもののここでも行き当たりばったりの暮らしで無知ゆえにぼったくりに遭ったり(ここの「カラー、ワイド」のシーンはめちゃくちゃいい)
…
#126 台湾巨匠傑作選
1980年代半ばの台湾を描いていながら、あまり古さを感じさせない、とても普遍的な青春映画。
最初のうちは、人物アップが少ないせいで、どれが誰やらよくわからないのだが、やがて…