#126 台湾巨匠傑作選
1980年代半ばの台湾を描いていながら、あまり古さを感じさせない、とても普遍的な青春映画。
最初のうちは、人物アップが少ないせいで、どれが誰やらよくわからないのだが、やがて…
観に行って良かったなぁ。
いいもの観たなぁ。
追記。2023.10.25
侯孝賢監督、痴呆症もあって引退されるとのニュース。寂しいなぁ。お身体大事にゆっくり過ごしてほしいです。監督の作品、これから…
駆け回ったり踊ったりしているうちに遠くの街に辿り着き、生まれ育った街では見えなかった自分が少しずつ見えるようになる、知らなかった朝晩を知り、言葉にならない・したくない感情に触れ、カオスの中で孤独を確…
>>続きを読む床にしゃがみながら恐ろしい数の虫に囲われた魚を捌く女の人がカメラのある方を見つめるところ、絶対ホラーだろと頭のどこかでドン引きしながらもギリギリ「のどかな田舎風景」として享受できるのは、直前までにホ…
>>続きを読む次台湾に行く時は絶対澎湖島へ行こうと思わせてくれるほど島の描写が美しい。
引きのショットで捉えられた、群がりながら駆け回る青年たちを見ていると、吉田喜重の『嵐を呼ぶ十八人』を思い起こす。阿栄もどこと…
この、波飛沫をバックに4人の少年がおどけてダンスしているスチールだけでなんか見たくなる映画。
(昔の映画人は、映画のことを「シャシン」と呼んでいたわけだが、それを思い起こさせる。)
舞台となる風櫃…