侯孝賢鑑賞会⑤
多感な思春期を描いた作品ってこれまでにもたくさん出逢ってきたけど、なんか今までに観たことのないタイプだった気がする。具体的にどこがどう違っているのかうまく言語化できないけど、この人の…
フィックスのショットの中に走る、殴るといったプリミィディブに躍動するアクションが炸裂し、波の音や車の騒音などの絶え間なく画面に交響する環境音と共に不器用な少年たちの剥き出しの素肌を、美しいロングショ…
>>続きを読むビリヤード,トイレイタズラ,白米一膳かき込み,映画館侵入タダ観,顔面デッドボール,チクり,喧嘩,瓦礫投げ当たり,造船所,バイク,浜辺,ヌードル,波打ち際踊り,黒ニワトリ追い回し,鍋,包丁投げ足かすり…
>>続きを読む侯孝賢が世界的なスターダムにのし上がる嚆矢となった作品。後続の「童年往時」や「冬冬の夏休み」などに比べると、とても荒削りな作風で、テーマも“ありのまま”という感覚を抱く。まさしく自伝的作品という言葉…
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