ジャケットの、めちゃ青春みたいなのは島内での出来事で、高雄に出てきてから待ったなしに迫ってくる「大人になること」へ心がついて行かず葛藤する姿は、なんとも言えない胸が詰まる感じが観る前には予想できず、…
>>続きを読む「風櫃」と書かれたバス停が映し出されるファーストカット。一台のバスがやってくるが、他に車は通っていないその街は、少年にとっては少し窮屈な場所。バイクを乗り回してはいるものの、家では「役に立たない子」…
>>続きを読む田舎も都会も台湾の風景は本当に好きだ。
カラーでワイドなビル11階からの眺め。
女の子皆可愛い。
少年どもは地元の島じゃ駆け回っていたのに、都会じゃ人波に被りまくって姿と見えない時がある。
主人公は…
この映画に出てくる風櫃の風景に心を鷲掴みされた。ドア越しに見える青い空と海、殺風景ながらも台湾の湿度を感じさせる画面が素朴で美しい。
侯孝賢をはじめとした台湾映画に対して日本人観客がまず思うのは懐か…
ヴィヴァルディの四季にのせて少年期の終わりが描かれる。
喧嘩に明け暮れた港町フンクイを飛び出し、地方都市・高雄でもがく主人公アチンたち。
憧れていた父、姉、歳上の女性、友人たち、全てが移ろい取り残さ…