MizueTakadaka

メッセージのMizueTakadakaのネタバレレビュー・内容・結末

メッセージ(2016年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

エイミー・アダムス演じる
言語学者の女声が
突然現れたエイリアンの目的を探るべく
コミュニケーションをとろうと
奮闘する話…

やたら淡々としていて
前半は特にあまり盛り上がりなど
ないのだけど
なんか最後まで見れてしまった…

ありがちな宇宙侵略戦争パニック…
にはならずに
ひたすら淡々としているのは
なかなか新鮮な切り口なのかも
しれません…

ありがちなおバカな軍人頭…
で終始する人物もいなかったし…


昔よく見たタコみたいな火星人…の
姿をしたエイリアンのデザインは
あえて、なんでしょうね

エイリアンの宇宙船?みたいの
最後、目的を果たしたら
消滅しちゃったけど
どういうことだったんだろう?
宇宙人…というよりは
未来人とか異次元人
みたいな存在だったのかしらね?
謎が残るところはけっこうあるわ…

主人公は
エイリアンの言語を理解していく過程で
エイリアンの概念や能力みたいなのも
身につけて未来を見ることが
できるようになってしまったようだけど
他にも一緒に研究してた人たちにも
同じ能力が
身についたりしなかったのだろうか?

あの能力を身につけた人が
いろいろ出てきた場合
主人公のような生き方を
選択する人間ばかりではないと
思うのだけど…
そうしたら、どうなるのかな?
などということを思ったみたり…


エンターテイメント作品って
感じではないですが
哲学的なものを感じさせる
なかなか興味深い作品でした
MizueTakadaka

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