このレビューはネタバレを含みます
言語によって人間の感覚が異なることにスポットを当てている作品で、かなり知的な印象の映画でした。
言語は人間の感覚に明らかに影響している。例えば東西南北で位置関係を示す言語(「私はあなたの東にいる」など)を使う民族は、いまどっちが北かってことが瞬時に判断できるって話を聞いたことがある。
ただコレは幼少期から、その言語に触れて養われる感覚だろうから、無理はあるのだが…
その言語から得た感覚を「武器」に未来を力強く切り開くルイーズは、とてもかっこよかった。
彼女は切り開いたのであって、変えたわけではない。これが凄い。