このレビューはネタバレを含みます
原題『ARRIVAL』
ARRIVALの意味が、
「到着」と、そして「新生児」。
これ以上ないタイトル…。
言語によって世界の捉え方は変わる。
時間は過去から未来へ流れる、というのが我々の言語での捉え方。
じゃあ宇宙人の言語では?
そしてそれを人が扱えるようになったら?
そして、扱えるようになる。
というストーリー。
ここまでではないにせよ、
実際ことばが世界をつくっていると思う。
・・・
ラストは、未来で中国の将軍の連絡先を知り、現在で電話をかけ宇宙人との戦争を止めさせる。
冒頭から繰り返されてきた子供がチームメイトとの子と知り、「未来を知ったら選択を変える?」と伝え、辛い未来もすべてを覚悟し、抱きしめておわり。