やはり名作の色合いは何度観ても色褪せない…
終盤からラスト、エンドロールまで、身体も脳もゾクゾクッと固まってしまいます
SFエイリアン作品…とはいえ人類を守れ!的な壮絶な戦いがあるわけでもなく、ボヤけた7本足がシュールな輪投げをするだけ…
巨大な半豆が浮いているだけの宇宙船からもアグレッシブは漂ってこない…
それでも、人間の異星人へのリアルな対応、異文化への謎解き、分析…
静かながらも飽きさせる事なく、“人類を守れ”と“知り得てしまった人生”のプロットを音響、特殊効果もあいまって、ズッシリと見せてくれました
ふと思う…ルイーズがいなかったらどうなっていたのか…
杞憂でした…
この物語の事象や時の流れは、彼女ありきで始まり、結果は必然であった事…
過去を思い出す…のではなく
未来を思い出す…