・総評
高級SFによる、人間性の回復。
・脚本
SFによって見えてくる、人間の弱さがリアルで。
そこから色々みえてきてあーだこーだという、あんま見たことない感じ。
・画と音
まさにドゥニ節。
青が印象的で、シアンに触れすぎないけど深い青が好き。自然とSFのバランスがよい。
そして音がほんとにもう…。人によってはやりすぎ感あるかもだけど、あそこまで緊張感を生み出す波動みたいな音、すきだわぁ。
・美術
まさにドゥニ節(2回目)。
究極の無機質が、圧倒的緊張を生み出してる。
・編集
中盤で回想の理解むずくなるけど、前半後半はよき。むしろ理解しようと頭働くから、いいバランス。
・その他
現実に近い、人間のリアルが引き出してくれるSF。
未来視というSFが人間に及ぼす力によって、ここまで日常を大切にしたいと思える映画すげぇなと。
