このレビューはネタバレを含みます
宇宙人とのファーストコンタクトもの。
コミュニケーションの方法が全くわからない相手と、どうにかして理解をして世界の危機を救うという流れに、主人公の人生感をからませている。
時間の概念がない相手という設定?だんだん主人公が相手を理解してくると見てしまう悪夢。最初、それは主人公の過去の事かと思ってたけど、実は未来のビジョンだった。びっくり。
調査の為に宇宙船に入るのだが、重力があらぬ方向から来てるのがおもしろかった。
難解な設定で頭がこんがらがるが、見終わった後はいい映画を見た感はある。これはヴィルヌーヴ作品の特徴とも言える。
将来、悲劇になるとしても運命の人と共に生きるという決断をした主人公に拍手。