memodesu

メッセージのmemodesuのネタバレレビュー・内容・結末

メッセージ(2016年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグはじめジェームスキャメロンもこの映画を2001年宇宙の旅と同列の一つの石碑的な位置付けで語るのがわかる
好意的なエイリアンなんてあまり考えない。地球人がむしろ対立する構造になるというのはある意味リアル
実際の世界はこの後コロナに向けて仲良くもせずとも協力はした訳だが

映画のキーワードでもあるノンゼロサムゲーム的な結末 エイリアンは人類を助けて、将来助けてもらうためにやってきた 時間は一方向じゃないから3000年後というのも彼らにとっ先の話じゃないのかもしれないが
言語が武器、いや討論コミュニケーショの材料になって平和が訪れるような見え方、それを頑なにフランス語にこだわるフランス人が作る映画というのも深い
→フランス人だと思ってたらカナダ人だった、!

絵的には終始スケール感の大きめの風景と畏怖を感じさせる大音量のfx しかし2人の人物とその家族に絞られたヒューマンドラマというギャップ
監督のデューンに通じる個性
序盤のテンポの良さから、コミュニケーションの、難しさの中盤はテンポが遅くなる意図的に、それが物語の核でもある、急がば回れ
エイリアンと話せる時間は映画の上映時間と一緒みたいな設定は映画監督が映画でメッセージ(原題は違うが)を伝えることを示唆してる

鳥 なぜ→カナリヤは炭鉱などに連れてかれた異変に気づいて泣かなくなる
アボット コステロはコメディアンの名前

・カンガルー 語源 意味がわからない の話は秀逸

「未来が見えたら 気持ちをもっと伝えるかも 」
・音楽も 終始感のない 悲しくも嬉しくもない モヤのかかった感じ ヨハンヨハンソン
時間が一方向じゃない
回文のような映画の展開 hannahは結局この後生まれるのだろうか?そうも取れる
memodesu

memodesu