宇宙人もののSFなのに、サイエンスフィクション感を全く感じさせないほど描写がリアルですぐに引き込まれた。むしろサスペンスかっていうくらい終始ドキドキさせられたのに、要所でのシーンがすごく綺麗で、最後は不覚にも泣きそうになった。
言語による解釈の違いや見方の違い、哲学的な部分も扱ってて言語学としても勉強になる。宇宙人の文字も書道のように芸術的でずっと見ていられるデザイン。つい解読してみたくなる。これはただのSF映画じゃない。
それなのに監督自身がばかうけのネタを受け入れてジョークまで言っちゃうなんて最高です。
