サマータイムブルース

アントマン&ワスプのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
3.4
今回、フィル友さんのアドバイスに従って、Disney+に(一時的に)加入して鑑賞することにしました
ありがとう、Harukaさん

「アントマン」シリーズは他のMCUに比べるとギャグが多めです
前作の「インフィニティ・ウォー」が比較的シリアスで、悲劇的なラストだったので、ギャップを感じずにはいられませんでした

アントマンことスコット(ポール・ラッドさん)は「インフィニティ・ウォー」で出番がなかったですけど、その理由が序盤で判明します
彼は、「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」で、キャップに加担しソコヴィア協定に違反した罪で、FBIの監視下で2年間の自宅軟禁を強いられる身となっていたのです
そこから間もなく2年、もう直ぐ自宅南京を解かれる、というところから物語はスタートします

スコットと娘のキャシーのやりとりが可愛らしくて素敵
2人とも仲良くて、今のお父さんのバクストンはどんな気持ちなんだろうと想像しちゃいます

本作から女性ヒーロー、スワプ(ホープ・ヴァン・ダイン/エヴァンジェリン・リリーさん)が登場します
アクションキレキレ!!なんだけど、戦ってるのは、体のサイズを変えられるマシンを奪おうとするバーチの手下、ほぼ人間です
前作がサノスとの壮大な戦いだっただけになんとも微笑ましい

敵キャラのゴースト(ハナ・ジョン=カーメンさん)も訳ありで憎めない、おまけに美人と来ています

脱走したアントマンの身代わりにデカい蟻がソファでテレビ見ながらくつろいでスナック食べてるの笑いました
「オールド・ボーイ」で蟻が電車のシート座ってくつろいでるの思い出しました
蟻が行列作って更新している姿はゾッとします

小さくなると鳩だってモンスターです
日本には「ドラえもん」のスモールライトがあるのでちょっと貸してあげたくなります
「ミクロの決死圏」の影響も伺えるのかな

前回はデカいトーマスだったけど、今回はデカいハロー・キティが出て来ます
この辺はお約束?ですね

さて、ラストが「インフィニティ・ウォー」とリンクしていて、びっくりしました
時系列もコレで理解できるようになっています

MCUそれぞれがバラバラに思えたシリーズも、だんだん繋がっていくの面白すぎるし、感心します
まんまと術中に嵌っていくのを感じています