ディズニーってやっぱいい話書くよね。
家族に音楽をやることを反対され、それでも夢を諦めないミゲル。
「死者の国」で、自分のルーツや先祖を知り、家族が音楽嫌いになった原因を解決することで、自分も成長し、現在の家族も変わっていく。
ミスリード、どんでん返しもしっかりあって、絶望からの幸福への上げ方も良い。
さすが超考え込まれて作られてるなぁ。
メキシコの映画で、吹き替えと字幕どっちで見るか迷ったけど、今回は吹き替えで。想像以上によかった。
スペイン語の曲や歌詞ってすごく好き。
曲に関しては、スペイン語独特の歌い方だったり、曲と歌詞のフィット的には字幕の方が好きかも。
スペイン語の音楽文化に興味湧いた。
でも、この映画って家族の捉え方によって全然違う物語になると思った。
序盤で僕が思ったのは、「やっぱり、子供から夢と才能を潰すのは家族がなんだな」って。
どんなに音楽が好きだったとしても、家族全員であそこまで否定されたら、普通の人は立ち直れない。
自分の親もそうだったからなんだけど、自分の好きなものややりたいことを全力で否定された時の絶望感ってヤバい。
ミゲルはそれでも夢を諦めなかったことでハッピーエンドになったけど、あそこまで言われて、諦めない子供はどれくらいいるんだろう？
こういう家族って世界中に腐るほどいるし、家族に潰された夢や才能はどれだけあるんだろうと考えてしまった。
ラストも家族みんな理解してくれたけど、今までの全力で否定していた家族がそんな簡単に変われるのかな。
ウチの家族は変わらなかったから。
世の中の家族のうち、どれくらいの家族が変わることができるのかな。
